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概況調査

概況調査は選定した対象物質、おそれの区分に基づき行われます。MINDECOでは土壌ガス調査や表層土壌調査を行い、最適な調査方法をご提案します。

土壌ガス調査

有機塩素系化合物(VOCs)は揮発性が高いため、土壌ガスを採取・測定することにより、土壌汚染の有無を把握します。

表層土壌調査

表層の土壌を採取して、地表付近の重金属等および農薬等による汚染の広がりを調査します。

浅層物理探査

必要に応じて、地中レーダーや電気探査等の浅層物理探査によって、掘削をせずに簡便に地中の構造物、埋設物の状況や浅層の水の有無などを把握します。

地中レーダー

数ギガヘルツ~数十メガヘルツの電磁波を地中へ照射し、その反射波のパターンを読み取り地下の地質や埋設物の探査を行います。探査深度は地表から3~4m程度です。

地中レーダーによる断面

電気探査

地中に電流を流し、地表に2~10m間隔で打ち込んだ電極で電位差を計測することで、地表下数メートルから200m程度までの地下の電気伝導度構造を高精度に求め、地質構造や帯水層の有無について深度方向の情報を推定します。

電気探査による比抵抗断面図

解析評価

地歴調査、概況調査の結果を総合的に解析・評価し、土壌汚染や地下水汚染の広がり方を考慮した効果的な詳細調査の計画を立案します。